な〜んか、いつのまにか秋ですねー。

ついこの前まで「夏本番ですねー。」なんて言ってた自分が馬鹿みたいです。

街行く女性たちも上着を一枚羽織るようになり、
なんだかガッカリの全日本薄着振興会 副会長の土谷です。
(会長は誰だよ!?)


自分で突っ込んどいて・・・

いきなり話は変わりますが、


この前、異国のお方が電話して来たのですよ。


    もちろんEnglishで!!


電話を取った瞬間、耳に響いた「Hello!」というフレーズ。
いたずらでもなく、なんちゃってEnglishでもなく、


    まぎれもない”Native English”(Yeah!)


「ハ、ハロー」ぎこちなくコトバを返す土谷。


なまじっか英語で答えてしまったせいか、
流暢な(?)英語で話しかけてきます。


「ΨΣ$%♭△、&$#∋/*Д、#Ω⊿$%&Ю??」


英会話学校の勧誘なのか、PCセールスの電話なのか、
はたまた新興宗教の勧誘なのか・・・

何も分からない土谷はとりあえず、

「プリーズ、プリーズ スピーク スロゥリー」


    ナント情けない。 


中学、高校、短大と(ウソ)8年間も英語を勉強してきたのに、
これしか言えない自分・・・。


  中学時代:教室で居眠りばかりしていた自分、

  高校時代:学校をサボってアルバイトに精を出していた自分、

  大学時代:テスト前にはコピー集めに奔走していた自分・・・


走馬灯のようにそんな自分の姿が次々と浮かび上がってきます(泣)


ゆっくりしゃべってもらったところで、大して理解できないのは
変わらないのですが。

土谷の悲痛な叫びには耳も貸さずに、異人さんは異国の言語で

      マクシタテテマス。


「ウ、ウエイト。プリーズ、ウエイト!」


なかば強引に電話を保留にし、
英語が出来る先輩になんとかバトンタッチ・・・。

そんな土谷を尻目に、なにやらオーバーアクションを
交えながらペラペラ話している先輩。

う、うらやましい。
なにやら文化人のように見える。

そうこうしてるうちに電話で話し終わったあと、先輩から
おしおきが・・・。

「お前さー、ちょっとした受け答えぐらいできないのかよ!」


  わかっていて聞く、このイ・ヤ・ラ・シ・サ!


「出来ませんよ。見てたからわかるじゃないですかぁ!!」

「あのなー、あの外人さん日本語もできるぜ。
 パニクッてるお前をチョイとからかったんだってさ。
 彼によろしくって言われたよ。」



  や、やられた。ずっぽしやられました。

  しかも見知らぬ異人さんに。

先輩の仕込んだドッキリではなかったようですが(疑)
不肖土谷一樹 見事にやられていまいました。


それから、復讐に燃える(?)土谷は、
駅前留学でもお茶の間留学でもして、
それがダメなら外人の恋人でも作って、

  真の国際人になるのだ!

と、ひとりテンション上げていると、

「お前はその前につたない日本語をなんとかしやがれ!
 ついでに、どーやって口説くんだよ、アフォが!」

とカミナリが・・・。


  そこまで言わなくたって・・・・(怒)



  そこまで言わなくたって・・・(半泣)


  そこまで言わなくたって・・(涙)


  いいんじゃないですかぁー(逆ギレ)




でも、いいんです。

なんか最近、そんなのが少し快感(!)に
変わってきたような気がする土谷なのでした。