土谷一樹です。
本当に時の過ぎるのは早いものですね。
日増しにあったかくなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
今日は「金銭トラブル」について少々。
ネットや出会い系で簡単に人が触れ合うこの時代。
お金にまつわるトラブルも急増しており、
その手の相談や依頼が増えてまいりました。
話を聞くと悲喜コモゴモ。
なぜお金を貸してしまうのか、またなぜ返さないのか、
人生劇場、様々なのです。
借金もないけど貸すお金もないボクには、ただいま先輩についてお勉強中ですが、
ナカナカに謎の多いことなのです。
援助交際や不倫などの弱みを握ってお金をせびるなんてケースを聞くと、
土谷のハートはメラメラ燃えてきます。
しかしネットで知り合い、ろくすっぽ会ってもいない人にお金を
貸してしまうのもどうかとは思いますけどね。
借りるときは泣きつき、土下座までしてた人が、
いざ返済を迫られ、返せなくなると、
平謝り、無視、開き直り、失踪…などなど。
恋愛と金銭トラブルは古代より現代に至るまで尽きないものなのですね…。
なんてちょっとカッコつけてみました。すみません。
お金の借りるときの方便はだいたい決まっているようです。
今を乗り切れば後で返すアテがあるから。
今回だけだから。
親が病気で取り急ぎ金が要る。
などなど…。
一度借りると味をしめるわけです。
これが最後だからとか、貸してくれないと返せなくなるとか、
サラ金からはもう借りれないとか言ってとことん搾り取ってゆくわけです。
そして貸し渋ると利子程度の返済を行って、返す意思はあるんだ!などと言う。
こういう人間はなかなかシブトイのです。
こういった個人間の貸し借りには書類もなく、
あってもほとんど意味がないような内容のものが多いのです。
実際のお金の動きも現金手渡しなどで跡が残らないもの、
サラ金カードを相手の名義で作らせ、それを使うなどといった、
自分の個人情報が表に出ないようにするのです。
それにしてもよくもまあ、頭が回るなーと、感心しちゃいます。
こういうのを悪知恵というのでしょうか。
あの手この手でカネをもぎ取る…。
執念にも似たものを感じてしまいます。
カネの切れ目が縁の切れ目
柿食えばカネがなるなり法隆寺
などカネにまつわる言葉が多いですが、
あらためていろいろ考えさせられる今日この頃です。