降りしきる雨の中、長時間の素行で疲れ果てた探偵土谷。

雨のため、愛単車(?)を使わず電車で帰路につくことに。

久しぶりの新宿駅です。
やっぱり人が多いなぁーといつも思っちゃいます。
遅い時間はさすがに電車の本数も少なく、どうも電車は行ったばかりのようで、
列の先頭に立ち、結構待つハメに…。

やっと来た電車には溢れんばかりの乗客が詰まってます。

(まあ、みんな新宿で降りるだろう)

そんなことを考えながら、降車客の邪魔にならないように
脇によけて降りおわるのを待ってました。

土谷の居た場所が階段近くということもあってか、
どんどん途切れることなく降りてきます。

ようやっと降り終わり、さぁ乗ろうかとしたその瞬間、


  大事件勃発です。


山手線のドアにものの見事に挟まれた土谷。
しかも左を見ると隣に並んでいた青年も一緒に挟まれてます。
安全のため二人していったんホームに降りると

  プシュー、バン。
  ドア閉まっちゃいました・・・。


青年と土谷、二人して顔を見合わせ、

  「そりゃないよな!」

と完全シンクロ発言です。

「誰もこのドアから乗ってないじゃんっ!!」(土)
「一番列の前に居て、乗れないなんて。」(青)
「にしても、危ないなー。」(土)
「絶対、駅員はうちらが乗るところ見ないでGoサインだしてますよね。」(青)
「間違いねー。」(土)

スノボーを片手に持った青年は重い荷物と長旅で疲れている様子。

「早く帰ってゆっくりしたいのにねー。」(土)
「そうなんっすよー。荷物重いし…。」(青)
「だよねー。どこのゲレンデ行ってたの?」(土)

次の電車が来るまで、なんだかんだと気のいい見知らぬ青年と
スノボートークで盛り上がりました。

ただね、ただね、彼には言えなかった一言が。

  オレ、スノボーやったことねーんだ!!

知ったかぶりこいちまいました。
なんか雰囲気壊したくなかったし、友達工作のようなノリで
話してしまった土谷を許してねー。