仕事と言いますか、工作でキャバクラなるところに行くことがあるのですが、
店のある地域、料金、女の子のレベルなどがそれぞれ異なっていて、
なかなか興味深い・・・。
新宿、銀座、池袋、六本木、赤坂、錦糸町。
柏に松戸に横浜に川崎。
前橋に宇都宮にetc、etc・・・。
別に女の子には興味はないですよ。
(なんか誤解を招きかねない発言だ・・・)
洗練されたしゃべりができるキャバ嬢もいれば、
バカっ話ばかりの子もいる。
全然しゃべらなくて、場がどえりゃー盛り下がる子もいる。
経営者じゃないけど、これで大丈夫かな?と思うくらい。
でも探偵としての立場からいうと、しゃべってくれない子が一番困るんです。
高い経費がかかっているので、最大限の情報を集めたいワケ。
ヘラヘラ笑いながらも、探りの一手を探している・・・といった感じなのです。
そのためにはお金持ちに見せる工夫をしたり、
敏腕サラリーマンになってみたり、芸能系にしてみたり・・・と
いろんな設定で工作します。
土谷も所長に連れられて、
「バカ金持ち社長」と「太鼓持ちの出来損ない社員」という設定で
アホ面下げて、よく工作したものです。
でもこの前はチェリー探偵こと沖田に任せてみました。
なんと「カワイイっ」というキャバ嬢の声が!!
まずは成功。全く警戒されてません。
ただ当の沖田君が少し緊張気味ば様子。
舞い上がらないか少し心配です。
やたらノドが乾いて、「お、お水ください」というと、また
「カワイイー」の声が!
なんか面白くありません。(オイオイ仕事だっちゅーの!)
とりあえず沖田には片っ端からキャバ嬢とメール交換させ、
その間に土谷は地道な聞き込み・・。
成果はあったのですが、実はその後のほうが凄かったのです。
チェリーの携帯にくるわ来るわ、キャバ嬢のお誘いメール。
「これって、どうしたらいいんですかねー?」
などとのんきなことを言っているチェリー。
「適当に繋いで、○○チャンの情報を聞いとけっ!」
と、心持ち荒れ気味の返事。
そりゃ、いわゆる営業ですよ。営業!
でもなーんか納得いかねー土谷なのでした。