最近は出張が立て込んでおり、カッコよくいうと

  「日本全国を股にかけて」

働いております。

当初は地方のおいしいものが食べられるとウキウキしてましたが
たいていそんな時間はなく駅弁とコンビ二弁当で済ますことがほとんど。
ちょっとガックリです・・・。

そんなこと書いていると

「遊びに行ってんじゃないんだよ、何考えてるんだバカ!」

と例の怖い先輩のカミナリが落ちてきました。

  ぐすん・・・


そういえば、ビジネスホテルでの宿泊も慣れてきました。

当初は鍵は持っていていいの?とか、
この歯ブラシもらっても大丈夫かなぁ、など、
今思えばアホな質問ばかりして先輩にあきれられていました。

最近ではまるで自分の部屋のようにちらかして泊まるようになりました。

パンツを脱ぎ捨てたまま調査に出て、ホテルに戻ると
なぜかベットの上にキレイに畳んでおいてあったのには、
ちょっとビビリました。

  怖いっすよね。

掃除のオバさんがどんな顔して土谷のパンツをつまんでいたのか・・・。


そういえばこの間エロフロントおばさんに出会いました。
女性調査員が先にチェックインして、その後土谷も手続きをしようとしたときのこと。

「シングル1部屋お願いします。」
「ツインが空いてるよ、シングルよりそっちにしなよ。」

隣にいた女性調査員を土谷の彼女と勘違いしたのでしょう。

「いえ、シングルでいいんですぅ。」
と、いくら言っても
「ツインが嫌ならダブルもあるよ。」
と聞きません。
となりの女性調査員が土谷をにらみつけます。

「いえ、ほんとにシングルでお願いします・・・。」
「ほんとにいいの?もったいない。」

うーん、何がもったいなかったのか・・・。
あまり深く考えないほうがいいみたいです。


こんなこともありました。

隣の部屋から女性のあえぎ声が・・・。
さみしいサラリーマンが有料放送をボリューム上げて見てるんだろうな、
なんて思っていたところ、ガチャッとドアを開ける音が。

部屋の覗き窓から見ると「じゃあねー」と部屋の中に声をかけて、
女性二人が通り過ぎていく。

何っ!ビジネスホテルでビジネスしてたわけ!?
よくあることなのかもしれないけど、それにしても2人とは・・・。


  うっ、うらやましい。


みなさんのご想像通り、ボクは悶々とした夜を過ごしたわけです。


男女の出会いの場でもあるホテル。

探偵にはある意味馴染みが深い場所です。

多種多様な人が集まり、そして去ってゆく・・・。
そこには数々のドラマが生まれているんでしょうね。

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